「かいじゅうたちのいるところ」 モーリス・センダック 訳:神宮 輝夫
■ 原題"Where the Wild Things
Are"。1966年にウェザヒル出版社から、「いるいる おばけが
すんでいる」という訳で
出版されている。訳は、複数による共訳。お母さん向けの解説本、Mother's
Bookが付録としてついていた。
■ 「いるいる おばけが
すんでいる」は、原文とはかけ離れたオリジナル訳。日本の文化を捨てきれない、五・七調の昔話風。
→ 訳を日本の文化に合わせるか、そのままで訳すか、というのが問題点。いまの子どもは、異文化もそうとう理解できる。
■ セリフを作るときには、語尾も大切。キャラクターごとに語尾は統一する。
■ キャラ分けをするときは、一人称を変える。一人称が同じなら、語尾を変えてみる。「しない」→「しねぇ」とか。
「ティルクの冬休み」 創作
■ 「お正月」というお題で、初めて自分が書いた作品を提出した。みなさんの意見は以下の通り。
■ 最初と最後がつながっていて、完結しているのはよい。
■ ショートショートのように、コンパクトにまとまっている。
■ おばあさんは、サッカーを観ながら寝ないほうがいいのでは?起きてて、ティルクがびっくりするくらいアツくなっていい。
■ 最後にティルクに渡す本は、おばあさんが書いたおじいさんについての本でもいい。
本の部分が、唐突。ほかの状況とあわせたほうがいい。→最後で部屋に飾ってあるのは、おばあさんからもらった本と雑誌としてみる。
■ ティルクが別の場所に旅行するシリーズにしてみては?
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