「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」 リチャード・アダムズ 訳:神宮 輝夫
■ 予知能力があるファイバーが、仲間から排除されないのが、日本の文学とは違うところ。
■ 伝説も挿入されている、リアルなファンタジー。
■ うさぎの生態描写が細かくてすごい。
■ イギリスの古典なので、たった五日間のできごとを冗長に書いているようにも思えるが、それなりにハラハラドキドキさせられる。
■ リーダーは、特にリーダーらしいわけでもなく、おだやかで協調的。
びわの実ノート傑作選1 「おねぼうなめざまし」
■ 生徒それぞれの好き嫌いがあっておもしろい。作品の好み、評価は本当に人によって違うということを、
認識させられる。
松谷みよこの「おばけちゃん」の作品を、「まったくおもしろくない」とバッサリ斬り捨てた人がいたのには、驚いた。
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