「花まんま」 朱川 湊人
昭和30年代の大阪を舞台にしたオカルトホラー。
子供が主人公だが、子供の視点で書いていないので児童書ではない。
最近は、児童文学でも向日性が絶対ではない。ハッピーエンディングである必要はなく、「死」もタブーではない。
作品が破綻していなければよい。
結果だけが重要ではなく、プロセスが大切。
「短くても長くても、どんな人生にも春夏秋冬がある」
児童文学は、大人の目線ではなく子供の目線で書くことが大切。
山を登る子供の気持ち。大人は先が見えるけど、子供は先が見えない。それを察した文章にする。
ノシマムに対する指摘
名前が覚えにくい(ブライトパイ夫人が誰かよくわからなかった)
雰囲気的に、タイトルのノシーとマームの名前は逆の方がよい。
第3巻の7−10ページ、メンダックスの立ち位置がよくわからない。 状況をよく把握し、必要であれば説明を補って、情景が頭にすっきり浮かぶようにすることが大切。(絵に描いてみたりする)
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