=今年の予定=(H20.1.6現在) ここ数年、真夏の日陰つくりが課題になっており、昨年はエゾ紫ツツジを青ケシのところに移植したが、真夏の日差しは影が短く思ったほどには日陰が出来なかった。 ただ、北側と西側に作った寒冷紗のトンネルはかなり日差しをさえぎってくれ、春早くに地植えした実生苗の夏枯れ苗は1株も出なかった。(越冬結果はまだ出ていないが・・・) 今年は寒冷紗トンネルを南側の場所にも作りポット苗に対してどのくらい効果があるかやって見ようと思っている。 |
H20.2.14 現在 H20.2.3に播種し10日間ほど、締切った暖房の ない部屋(5℃位)に置いていたが、何の変化 も見られないので、茶の間の窓際(10℃〜15℃) に移動した。 今年は少数精鋭(たくさん作るのが面倒くさい?) と3バットだけにした。 左端の白い名札8ポットはアルバ。 用土 火山礫7 赤玉土2 バーク堆肥1 鹿沼土2 馬糞0.5 ミミフン1 (これは割合ではなく、たとえばカップとかで そのまま7杯、2杯、1杯と入れるという意味) |
H20.2.14 現在 暖かい場所に移動してから10日ほどで発芽。まだ発芽していないポットもありばらつきがある。 1日2回、霧吹きでメネデールを散布している。外の最低気温がようやく-10℃より高くなってきた。 |
H20.3.2 現在 まだ双葉のままだが、上の写真と比べると双葉も大きくなっている。 本日昼間の温度を見たら30℃になっていたし、双葉が丸まってきたので暖房のない部屋 (昼間で15℃)へ移動した。 夜間の気温を見て、そのまま暖房のない部屋に置いておくか、夜だけ暖房のある部屋に置いて おくか、決めたなくては・・・ 尚、室内は異常に乾燥しているので、朝晩霧吹きしている。 |
H20.3.9 現在 今年の3月は、まだ上旬なのに気温が 高めで、暖房のない部屋の窓際で日中 30℃以上あって、もう本葉が出てきて いる。 今年の培養土は火山礫が多いせいか、 種子が隙間に入ったらしく、例年になく 発芽が揃っていない・・・ それがこの後、どうなっていくのかちょっ と興味が沸くかな? |
H20.3.18 現在 順調に育っている。用土の上に黒っぽい土が載っているように見えるのは、ミミフンを追肥として のせた。今週末までどのくらいになっているか分からないが、一応1回目の植替え予定。 |
H20.3.23 現在 すっかり忘れて、朝水をやってしまった! 植え替えする前には数日水やりを止めて用土がぱらつくようにしないと根が絡まって切れてしまう ので、今日は無理・・・ でも、連結ポットを持ち上げてみたら、まだ数本しか底から根が出ていなかったので1週間延ばして も大丈夫かも知れないので様子をみることにする。 |
H20.3.30 現在 3/23の写真左と同じ苗。1週間遅れたおかげで少し大きくなっている。右の写真はアルバ。 今年は、わりと密集しないで播種ができたので、そう急いで株分けしなくてもいい気がする。 |
H20.3.30 現在 連結ポットのいくつかを植替えた。 左の苗のように地上部は小ぶりでも、根が 数本、深く張っているものは元気な証拠。 左右とも外周りの大きさは同じ。 今年は連結ポットに植え替えると数が多く なるので、苦肉の策として育成用バット (左上)に直接用土をいれて植えつけた。 |
H20.4.9 現在 先日の大雪と吹雪で屋外管理が出来ず、まだ 室内に居るが、現在までに植替えた連結ポット の数、174株と左の黒バットの1つ。 ここまでで、播種した数の半分は植替え終了。 相当数できたので残りの苗から大きめのもの を選んで後100株くらい作る予定。 |
道具紹介 数年前に100円ショップで見つけた、多分盆栽用の小さなスコップだと思われるが、これが 連結ポットや鉢のの植替えの時非常に役に立っている。先が細くて肩幅が少ないので、小さ な穴を深く掘りたいとき、土の抵抗が少なく青ケシの細い根を底の方に入れやすい。 |
H20.4.23 現在 実生苗は早めの植替えが好きなのか、3月中に植替えたグループはすごく 元気。4/20ころから、屋外管理。最低気温-1℃の時もあるが、パオパオと寒冷紗の2重がけで そのまま管理。強い雨だけ避けて管理。 |
H20.5.6 現在 昨日と今日で7.5cmポットに植替えたら、210ポットになった!それでも入りきら なかった苗を3つのバットに寄せ植えをした。 4/23に植え替えてから2週間近く経っているが、ず〜っと屋外に置いていたせいか、そんなに 大きくはなっていない。春先は風が冷たいので、トンネルの腰周りだけビニールを張り、風除けを してやっている。それだけでも結構暖かい。 植替え15時間位かかっている。疲れた・・・ |
H20.5.6 現在 昨年の実生苗で越冬成功した株。大きいので15cmポット。うまく行ったら 開花するかも知れない。 |
H20.5.17現在上の写真から10日経過。 | H19年生まれで、その夏に地植えしたもの だが、大きい苗から嫁に行き残った苗なの で小さめ。地植え場所を整地するので一時 避難。 |
(H20.5.6の状態) |
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H20.5.17現在 左の写真は5月6日に植え替えたものだが、移植の際白の1株だけ根を切っ てしまった。地上部があまりにも元気がよかったので、ためしに植えてみたら最初の4、5日は 変化なかったが、5月17日現在、明らかに違いが見られる。多分このままだめになると思わ れる。初めて根を切るのことのダメージを確認出来た。 |
H20.6.5現在 左の写真は5月にポット上げの際、小さすぎてまとめてバットに植えたもの だが、なぜか先にポット植えしていたグループより大きくなっている。だめならそのまま処分 されるはずだったが、急きょポット上げすることにした。やっぱり競うのがいいのか・・・ |
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H20.6.5現在 バットの中で一番大きかった苗。根もしっかりごぼう根が出来ている。 植え替えの際、根が絡み合っているが、それぞれの根元を持たないで、両方の葉をもち 静かに揺すりながらしばらく動かすとほぐれる。 それでもほぐれないものは、そのまま複数で植え替える。 |
H20.6.26現在 実生苗の一部。南側で50%の寒冷紗をしている。最後にポット上げした苗で 1つのポットに数株植えているが皆元気。 |
比較のために異なる環境で育てたH.20 実生苗。 株は一見左が1回り大きく見えるが、 葉の枚数は小さい方が多く、根元の 太さも小さい方が太い。 |
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こちらは、6月始めまでクリア波板の囲 いの中で育て、その後南側のほとんど 1日中日が当たる場所で50%遮光の 寒冷紗で囲った中で栽培。 (6/26の写真の株) |
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こちらは、5月中旬から何もしないで そのまま日光に当てて管理。 午前中(AM4:00〜AM11:30位) 日が差す場所。 (5/6の写真の場所で霜の心配が無く なった5月中旬に覆いを取ってそのま ま管理) |
H20.7.12現在左写真は9cmポットの実生苗。 右は同じ苗を12cmポットに植替え。 | |
H20.7.12現在左の写真は北側のところに、寒冷紗で囲った置き場所を作り、実生苗を植替えし たもの。左は残りの実生苗。 |
H20.7.17現在 上の写真の拡大したもの。 本当はポット上げ出来ない位小さな苗 だったのでバットにまとめて植えたもの が競って育ったのか、ポット上げした苗 (左)とあまり変わらないくらい育っている。 |
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どうやってポット上げしようか迷ったが 荒療治で軽石の砂の上にひっくり返して あけた。 根の塊が上になっているところを揺すっ て、数株の塊に分けたのが左の写真。 根が完全に絡まっている。 |
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根が、かなり絡まっていても、割に根 が強いのでそれぞれの葉を持って静 かに揺すっていると、土が落ちて根だ けになってきて自然に絡まりがほぐれ てくる。 どうしても分かれない時はその部分に ピンセットを割り込ませてその部分で 揺するとほぐれる。 6株をほぐすのに根を1本も切らないで 分けた。 |
H20.8.2現在ここ1週間位、曇りか霧雨で日が差さないため寒冷紗をはずしている。 気温も20℃にならない日が続いて青ケシ実生苗は元気。2回目のフリマで大きいグループ30鉢 位売ってきたので少しは減ったのだが、まだまだ多い・・・ 中央の大きな鉢の苗はH19年物で8号鉢くらい。 |
H20.10.14現在 久しぶりの更新です。今年は9月近くなるまで気温が上がらず、野菜の出来 はよくなかったが、青ケシは8月のものと変わらない位の状態でダメになる鉢もほんの2〜3位 だった。今この株数をどうやって越冬させるか思案中・・・ |
H20.11.12現在 10月の写真からダメになった苗は1つもなく、小さいポットも含めてかなりの数になったため、 一部は発泡スチロールに入れたが、ほとんどの苗はそのまま寒冷紗を2重にして覆った。 これで雪がのればなんの心配もないが、果たしてどうなるか・・・(置き場所は北側) 今シーズンの実生苗の記録はこれで終了です。 |