消火器
カーオーディオの機器による車両火災の実例は見聞きしたことはありませんが、雑誌などで非常に危険なインストールを目にすることが増えてきました。あれじゃキャパシター破裂しないかな? あのケーブル数年経つと燃えるんじゃないかな? と言うケースです。当店ではずいぶん前から車に消火器を積んでいます。全ての車両火災を消火器で消すことは不可能ですが、燃えはじめの初期消火なら十分消火器の威力は発揮できます。
写真はファイヤーマスターの消火器で、当店で取り扱っています。ファイヤーマスターは40年の実績があり世界の自動車メーカーの純正部品に指定されています。
アルミ製で軽く小型サイズです。 また、夏場の高温や振動にも耐える構造なので、暴発・脱落の心配がありません。ファイヤーマスターは1m四方のオイルパンに燃えさかる火を約5〜8秒で一気に消火しますし、噴射を途中で止めることができます。
ベンツ搭載例です。別売のマットがあれば写真のようにフロアーに置いておくだけでも良いですし、マットをカーペットに固定しても良いです。左の写真の真っ黒のマットが別売マットで、マットはフロアーに置いてあるだけで固定はしていません。また、専用マットを使わずにブラケッを直接ビス止めすることも可能です。ただ専用マットを使わないで本体のみを床に転がしておくのだけは絶対に避けるべきです。仮に運転席足下に転がしてそれがブレーキペダルなどの下に転がり込んでしまうと大変危険です。
左の写真は専用マットをフロアカーペットに固定したインストール例です。マットの一部をカットして固定しました。
消火器の使い方の注意点として、例えばエンジンルームの消火に当たっては
絶対にボンネットを全開にしてはいけません。ボンネットを全開にしてしまうとボンネット内に酸素が一気に入り込み爆発するように燃えてしまいます。従ってボンネットをわずかに開けて隙間から消火剤をかけるようにします。
イギリスでは消火器の車載が義務付けられていて、ファイヤーマスターはメーカー純正指定を受けた信頼できる商品です。
アリストグローブボックス設置例。消火器は万一の時にすぐ手の届く場所にあるのが理想です。 見せる要素を持たせ、アンプとプロセッサーの間にインストールした例。
ETC取り付け例
一度利用するとやめられなくなる「ETC」の設置例です。ETCには本体・アンテナ一体型のタイプとアンテナがセパレートしたタイプがあります。一体型だとダッシュボードの上にレーダー探知機と同じ形のETC本体が鎮座することになり見た目が悪いです。そこでアンテナと本体がセパレートされているタイプを付けてみました。またアンテナ受光部をワイパー下やグリル内など雨の当たる場所に設置することも可能ですが、この場合は防滴タイプの外部アンテナが必要なのと、雪国では雨だけではなく冬季の雪や氷結があるため車外設置はお勧めしません。
小物入れはリモコンのためつぶすわけにはいかないので右半分の小物入れを残してインストール。このETCはスピーカーが下側に付いているので下半分を塞ぐことは出来ません。そこでMDFを加工してそこにレザーを貼りました。
蓋をすればETC本体は隠れます。
アンテナ台座の加工途中の写真です。台座の底面をダッシュの凹凸に合わせて削りフィットさせます。手前の黒いアンテナコードはもちろん隠します。
こちらも同タイプのETC取り付け例です。同様にレザー張りで仕上げました。なおETC本体は料金所でカードを取り出す必要があることもあり、なるべくドライバーの手の届く範囲に設置することが望ましいです。
アンテナ台座も同様に加工しました。アンテナ左側の配線はモニターの配線です。モニターは当店の取り付けではありません。
上で紹介したレザー張りは非常にシンプルなインストール例ですが、複雑な形状に合わせてパテを使ったりウッド調に仕上げたりも可能です。