NO-CON>プジョー>ドライブレポート 南信州・蕎麦と馬刺しと温泉と。

01.6.3

「蕎麦と、馬刺しと、温泉と・・・」


6月最初の日曜日、入梅前の最後の晴天のなか、南信州・南木曾へ蕎麦と馬刺しを食べに往復300kmをドライブしてきました。
朝7時半に浜松を出てR257を北上、途中恵那から中津川間のR19が混んでいそうだったので、岩村よりR363を抜け中津川のR19に出て「ドライブイン元起」へ。
木曽路の南の入り口にあるこのドライブインは、バイク時代からの休憩地点で、トイレ休憩だけでなく食事や軽食も取れるので重宝する所です。この日は朝早かったおかげで、まだ蕎麦屋の開く時間には早かったので、ちょっと寄り道。
南木曽町の市街を抜ける途中、R19と木曽川をまたぐように、3本の支柱に支えられた木造の吊り橋があります。
「桃介橋」といって、大正時代この地方の電力会社の社長、福沢桃介が私財を投じて当時の最高の建築技術によって木曽川に吊り橋を渡したそうです。老朽化が激しかった橋を南木曽町が補修再現し、現在では文化財として大切にされているそうです。
それにしても、一度に200人も渡ることがあるんだろうか・・・
 さて、蕎麦屋「おんたけ」です。昼前には到着したのですが、すでにお店の中には何組かのお客さんが・・・。
 作り置きをしない手打ち蕎麦なので、なくなったら閉店です。
 昔、友人と来た時には、遅くなってしまい着いたのが2時前。店の前で「準備中」の看板を見て帰りかけた所、2人前ならあるからと食べさせて貰ったことがあり、それ以来御贔屓にしています。
 蕎麦は、多分そば粉のみの十割蕎麦。相変わらず蕎麦の太さが不ぞろいですが、そこがまたいいんです。いつものとおりざるの大盛りを頼もうとしましたが、馬刺しも注文したので普通盛りにしてしまいましたが、今思うと大盛りにしておけばよかったー。
 場所ですが、R19南木曽町から7〜8kmほど北上、トンネルを抜けて左手に見えるJOMOの先です。また、すぐ北の「野尻」交差点を左に曲がり木曽川を渡った先には「阿寺渓谷」や露天風呂の楽しめる「フォレスパ木曽」(入浴料800円)なんかもあります。
 そういえば、肝心の蕎麦の写真撮り忘れた・・・。

 ざる蕎麦と馬刺しを食べてお腹も満足した所で、いつもなら「フォレスパ木曽」へ向かう所ですが、今回は数年前目覚ましテレビで紹介されたという温泉「木曽路館」(入浴料800円)へ。
 場所はR19から妻籠宿方面R256へ入り約5分、木曽地ビール館の一つ上の建物です。明らかに周りの風景とは不釣合いな大きな建物なのですぐにわかるかと思います。
 一階はおみやげ物と蕎麦打ち道場。二階に温泉があります。
 屋内の大浴場の方は少しぬるっとしたお湯で、美人湯と言われるような泉質です。露天風呂は屋内のお湯より癖が無い感じです。露天風呂からは妻籠方面の谷が見渡せなかなかの景色でした。
 また、四階には無料の休憩施設があり、大きめのゆったりした一人がけのリクライニングシートが並べられ温泉でのぼせた体をゆっくり休めることが出来ます。ただ、階段を上るのと、飲食が禁止されているのが残念かな。
 温泉入ってゆっくり休憩した所で、浜松への帰路につく。R19へ戻りR257へ戻ると言うルートもあるが、これだけ天気が良いと標高の高い涼しそうなルートを選びたくなり(というより峠を越えたかっただけ?)昨年トンネルが開通し若干便利になったR256の清内路峠を越え昼神温泉へぬける。ここでR153へ進路を取りさらに南下し標高1000mを越える寒原、冶部坂の峠を越えて根羽村に入ったところで「ネバーランド」で休憩。
 ここには根羽村の特産品の販売所があり、さらに乳製品の加工工場が併設されていて、そこで売られているソフトクリーム(260円)がとても美味しい。
ちょうど気温が一番高い時間だったせいもあって、ソフトクリームは丁度良かったです。
 途中休憩してからは、R153を再び南下し途中で県道10号線へ折れひたすら南下します。この区間、カーナビに頼ると浜松とは逆方向のR151へ誘導されてしまうので注意した方が良いでしょう。結構大回りさせられます。
 県道10号をひたすら南下しR257へ出れば朝来た道を戻るだけです。
 結局往復約300km、運転時間は6時間と少しでした。燃費は約15km/lとかなりの好成績でした。