*石鹸作りに必要な器具等* | |
・ステンレス製の鍋、ボウル (アルミ製、ホーロー鍋は苛性ソーダが反応するので不可) ・計量カップ ・ガラス瓶(耐熱性) ・計り(1g単位で量れるもの) ・泡立て器 ・ステンレスのスプーン ・ゴムべら |
・温度計 ・菜箸、ガラス棒 ・紙コップ ・カットボードとナイフ ・石鹸の型(タッパー、牛乳パックなど) ・ゴム手袋、マスク、エプロン、メガネ(ゴーグル) ・古新聞紙 ・お酢 |
*ペットボトルを使って簡単手作り石鹸* | ||||
|
*材料*(500mlのペットボトル使用)
・オリーブオイル(カレンデュラインヒューズ)・・・・200g・苛性ソーダ・・・・・・・・・・・27g(鹸化率100%) ・精製水・・・・・・・・・・・・・70cc ・オプション エッセンシャルオイル(ゼラニウム)・・30滴 ドライハーブ(カレンデュラ)・・・・適宜 *作りかた*
@.ペットボトルに精製水を入れそこに苛性ソーダを加えて蓋をしっかり閉めますA.ペットボトルを横に振って苛性ソーダを溶かします(注:部屋の換気をよくする) この時、水溶液の温度が高くなりペットボトル膨らみますので換気扇の近くで蓋を緩めて中の空気を抜きます この空気を吸ったり目にかからない様に注意 B.Aの苛性ソーダが溶け水溶液が透明になったらオイルを加えます C.15分くらい休まずペットボトルをよく振ります D.あとは休みながら1時間ぐらい振って混ぜ合わせます E.石鹸の生地がトロッとした感じになったらオプション(ドライハーブ・エッセンシャルオイル) を加えてよく混ぜます F.型に流し込み、必要に応じてタオルで包んで固まるまで2〜3日寝かせます G.固まったら型から外しナイフでカットして6〜8週間乾燥熟成させます | |||
使用したペットボトルは洗わずそのまま捨てます 熟成しない石鹸は使用すると刺激を感じますので注意します 数ヶ月時間の経ったものほど硬く泡立ちの良い石鹸になります |
*失敗談(^_^;)* | |
分量を間違えなければ失敗する事はほとんど無いはずですが、たまに失敗も・・・ 1.インフューズオイルによっては石鹸作りに向かないものがあることがわかりました ”マシュマロウ”の根のインフューズオイルを100%使った場合、オイルと苛性ソーダ水溶液がよく混ざり合わないうちに「鹸化」してしまいました マシュマロウオイルに他のオイルを混ぜて使うと大丈夫です 粘液性の高いハーブのインフューズオイルは、使い方に気をつけましょう! 2.分量を間違えなければ・・・ですが・・・ 間違えるとすれば、苛性ソーダの量の算出ですね 鹸化価の違うオイルを混ぜて使う場合はそれぞれのオイルの量で苛性ソーダの量を算出しますが、間違って多く算出してしまった場合、鹸化せずあまってしまった苛性ソーダが結晶で残ってしまいます このような石鹸は危険ですので使用できません 失敗した石鹸の生地は、流しに流さず新聞紙などに包んで捨てます 失敗は成功の元! 同じ失敗を繰り返さないように、失敗を糧に頑張ります! |