【ドライハーブティー(シンプルズ)】

≪ラベンダー≫
ラベンダーの香りは多くの人に好まれ、リラクセーション、心身のリラックス効果があります。
薬効は、鎮静作用、頭痛・生理中・消化不良の緩和等。
疲労回復・不眠症に効果があるので、就寝前に飲むとリラックスして心地よい眠りにつく事が出来ます。
妊娠中に多量摂取はしないこと。

≪ジャーマンカモミール≫
カモミールという名は「大地のりんご」というラテン語から由来すると言われ、ジャーマンカモミールはリンゴの甘い香りがします。
薬効は、消化促進、鎮静作用、腹痛・下痢の緩和、風邪・インフルエンザ・アレルギー症状の緩和、消炎・鎮痛・発汗・保湿作用、婦人科系のバランス調整等。
安眠効果があるので、夜飲むのにお薦めのハーブティーです。
ただし、子宮収縮作用があるので妊娠中は多量に飲むことは避けること。

≪レモングラス≫
レモングラスはススキに似た草で、レモンの香りの成分でもあるシトラールを多量に含んでいるため、葉をちぎってこするとレモンに似た香りがします。
薬効は、消化促進、腹痛・下痢の緩和、疲労回復、食欲増進、風邪・インフルエンザの症状改善等。
消化促進効果があるので、食前、食後に飲むのにお薦めです。
集中力が落ちた時や眠気を感じる時に飲むと、気分がリフレッシュします。
発汗、殺菌効果があるので、風邪などの症状を改善します。
さわやかで、飲みやすいティーなので、ハーブティー初心者におすすめです。

≪ローズヒップ≫
ローズヒップは、バラの咲いた後につく実のことで、一般的なのは、ドッグローズという品種です。
ドッグローズは、ローマ時代に狂犬病に効くとされた事から、ラテン語で「犬のバラ」を意味します。
ローズヒップには、ビタミンやミネラルが多く含まれ、特に、ビタミンCがレモンの20倍もあると言われ「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどです。
薬効は、便秘改善、利尿作用、強壮作用、病中病後の体力回復、風邪の予防や症状の緩和、生理不順・生理痛の緩和、美肌効果等。
ビタミンA・B群・Eも豊富なので、滋養強壮効果が高く、妊産婦の栄養補給にも利用されます。
ダイエットティーとしての効果も期待できます。
酸味がありますが、ハーブティー初心者でも飲みやすいです。

≪ペパーミント≫
ミントには交配種や雑種が多数ありますが、ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種です。
メントールの刺激的な風味が特徴で、ハーブティーの初心者の方には少し飲みにくいかもしれません。
ペパーミントティーは、気持を鎮めリフレッシュ効果、初期の風邪の緩和、消化を促進させる働きがあります。
薬効は、消化促進、腹痛・胃痛の緩和、胸やけ・吐き気を抑える作用、強壮・殺菌効果、鎮静作用等。
口の中を爽やかにしてくれるので食後にもおすすめのティーですが、妊娠中、授乳中の人は、飲みすぎないこと。

≪マロウ≫

 レモンを加えるとピンク色に・・・
マイハーブガーデンで収穫したコモンマロウの花のティーです。
赤紫色の花のマロウのティーは入れたてはこんなに綺麗なブルーの色になります。
この色が時間が経つと紫色に変化するという事から、夜が明け初めていく時の空の色を思わせるので、「夜明けのティザーヌ」と名づけられています。
薬効は、のどの消炎、気管支炎など呼吸器系に効果があるほか、美肌・美白作用があります。
せきが止まらない時や痰がからむ時に飲むと症状を緩和します。
濃いめにいれたティーでうがいをすると、のどの痛みを抑える効果があります。
ブルーのティーにレモンの輪切りを入れると、ピンク色に変わります。
初心者でも飲みやすいティーです。

≪ゴールデンレモンタイム≫
ほのかにレモンの香りとスパイシーな香りがするティーです。
頭痛、風邪、貧血、疲労回復に効果があり、体調を整える効果があります。
タイム全般に、妊娠中は使用を控えた方がいいです。

≪セージ≫
コモンセージの葉のティーは、メディカルハーブティーです。
高い強壮効果がり、ローマ時代には、万病の治療に使われていました。
薬効は、消化促進、腹痛・整腸、強壮・殺菌・解熱・解熱・浄血作用、生理不順・生理痛の緩和、更年期障害のほてりや発汗の調整等。
セージティーには、精神の疲れを取りやる気と集中力を高める効果や、ホルモンの働きを助ける効果が更年期障害の諸症状を和らげます。
この他に、頭痛、歯痛、不眠に効果があります。
妊娠中の飲用は控えた方がいいです。

≪マリーゴールド(カレンデュラ)≫
ハーブの(ポット)マリーゴールドは園芸種の物とは別物で、ラテン語のカレンデュラと呼ばれることが多いです。
マリーゴールドの花のティーは美しい黄金色で、少し苦味がありますがおだやかな香りがします。
薬効は、解熱効果、潰瘍の痛み・生理痛の緩和、帯状疱疹・ウィルス性皮膚病の症状の緩和、肝臓に働きかけてアルコールの分解を助けます。
解熱、発汗作用が強いので、風邪のひきはじめで熱のあるときに飲むと効果があります。
外用薬として肌の炎症を抑えるので、やけどや傷の痛みをやわらげ回復を早める効果のほか、日焼けしたときなどのスキンケアにも効果的です。
若返りの薬として化粧水などに利用されます。

≪サフラワー≫
サフラワーはベニバナと言った方が馴染みがあると思います。
薬効は、鎮静作用、血行促進、血圧降下作用、婦人病の症状の緩和等。
冷え性、関節痛、更年期障害など症状を和らげる効果があります。
香りは私的にはちょっと苦手な感じですが口当たりは癖がなく美味しくいただけます。
妊娠中は控えた方がいいです。

≪フィーバーヒュー≫
フィーバーヒューの名前のフィーバーは「熱、」フューは「少ない」から、"解熱"という意味があります。
和名はナツシロギクです。
薬効は、解熱・消炎作用、血管拡張作用、生理痛・吐き気の緩和、冷え性、疲労回復に効果があります。
偏頭痛の症状を鎮める作用と通経作用、解熱作用があります。
風邪やインフルエンザなどで熱があるときや、耳鳴りや偏頭痛の症状のある方にお薦めです。
キク科独特の香りがあり味も薬のような苦味があり、ちょっと飲み難いティーかもしれません。
多量に飲用しないこと。特に妊娠中の人や、抗凝血薬服用中の人は飲まないこと。

≪ジャスミン≫
ジャスミンティーの甘美な花の香りは気分をリラックスさせてくれます。
薬効は、リラックス作用、鎮静・抗うつ作用、下痢・腹痛の緩和、精神安定、右脳を活性化、自律神経、集中力を高める効果のほか、脂肪を分解する作用、血糖値を抑制する効果もあります。
くせが無く飲みやすいです。

≪マルベリーリーフ(桑茶)≫
マルベリーリーフティーは、和名で桑茶の事ですが、ダイエットティーとして知られています。
ポリフェノールを豊富に含んでいて、身体の中から健康になれるハーブティーです。
緑茶の雰囲気を持つティーでとても飲みやすいです。
血糖値の上昇を抑制し、 糖尿病の発生を抑制する効果や、血圧を下げる効果、動脈硬化を予防する効果があり、
ダイエットや便秘の改善も期待でき、成人病が気になる方にお薦めのティーです。
食前や食事中に飲むとより効果があるようです。
美白効果があるので、ローション、パック、入浴剤にも利用できます。
マルベリーリーフで、身体の内外から綺麗になりましょう!

≪アイブライト≫
アイブライトは、和名を「西洋こごめ草」と言い、ゴマノハグサ科、コゴメグサ属の半寄生の一年草です 。
アイブライトの葉と茎を刻んで乾燥させたハーブティーは、緑内障、眼精疲労をはじめ、副鼻腔炎、鼻炎等に効果があり、花粉症などによる目のかゆみにも効果があります。
肝機能向上、血液浄化作用もあります。
アイブライトティーで眼を洗うとアレルギーなどの眼のかゆみが緩和されるそうです。
アイブライトティーは、干草のような香りがし、ちょっと漢方薬?のような味がしますが、フィバーフューの様な飲みにくいティーではありません。
シンプルズでいただくよりも、お好みのハーブとブレンドしたほうがより飲みやすいかもしれませんね。
頭をすっきりさせるローズマリーや、爽やかな香りのペパーミントをブレンドしてみるのもいいですね。

≪ハイビスカス≫
ハーブのハイビスカスは、一般的に知られている南国のイメージの園芸種のハイビスカスとは別物です。
シンプルズでもおいしいですが、酸味が気になる場合は好きなハーブとブレンドしていただくと、マイルドになってよりおいしくいただけると思います。
クエン酸、ビタミンC、カリウムが豊富に含まれていますので、疲労回復、二日酔い、眼精疲労、肌荒れに効果があります。
夏場はアイスでいただくと、夏バテ対策に効果が期待できます。