***セージ***

*コモンセージ*

学名 Salvia officinalis
科名 シソ科
属名 サルビア属
別名 ガーデン・セージ
和名 ヤクヨウサルビア
分類 耐寒性常緑低木(−12℃くらいまで)
草丈 30cm〜90cm
開花期 5月〜6月
原産地 ヨーロッパ
花言葉 尊敬 知識(6月30日)
名前の由来 属名のサルビアはラテン語で「治療する」と言う意味
栽培のポイント 日当たりが良く、肥沃で乾燥気味の土を好みます
酸性土壌を嫌うので、苦土石灰などで調整をします
寒さに強く、冬季は地植えでも越冬します
効能・利用 薬効は防腐、抗菌、老化防止、更年期障害、精神安定、発汗調整、消化促進、歯を白くするなど
セージで治療できない病気はないと言われるほどです
入浴剤、うがい薬などにも使えます
肉の臭みを抑え、腐敗防止、酸化防止などの効果があります
妊娠中は多く摂取しない





*パープルセージ*

学名 Salvia officinalis Purpurea
科名 シソ科
属名 サルビア属
別名 レッドセージ
分類 耐寒性常緑低木(−10℃くらいまで)
草丈 40cm〜60cm
開花期 5月〜6月
原産地 地中海沿岸地方
栽培のポイント コモンセージの変種または園芸品種ですが、コモンセージほど大きくはなりません
効能・利用 薬効、利用法はコモンセージと同じ






チェリーセージ・クリーミィーイエロー

*チェリーセージ*

学名 Salvia microphylla
科名 シソ科
属名 サルビア属
別名 オータムセージ
性状 半耐寒性多年草(-5℃くらいまで)
草丈 50cm〜1m 広がりは40cm〜60cm
開花期 5月〜11月
原産地 メキシコ
花言葉 燃ゆる思い
栽培のポイント 屋外の日当たりの良い場所から半日陰に植えます
水はけが良い土を好みます
初夏までに2〜3回剪定し高さを調整し脇芽を増やします
花後、晩秋に思いっきりきり戻します
寒冷地では地植えで越冬できませんので掘り上げて室内で管理します
効能・利用 花をサラダの彩りに利用できます
主に鑑賞用


チェリーセージには、クリーミーイエロー、ホットリップスなど、いろいろな種類があります








*パイナップルセージ*

学名 Salvia elegans
科名 シソ科
属名 サルビア属
別名 サルビア・エレガンス
性状 半耐寒性宿根草(−7度が目安 暖地では露地で越冬できます)
草丈 1.5mくらいまで
開花期 10月〜11月 赤い花を咲かせます
原産地 メキシコ
花言葉 家庭的な幸福
栽培のポイント 日当たりと水はけのよいところを好みます
草丈が高くなり倒伏しやすい場合は、一度剪摘芯をすると草丈を低く抑えることができます
花後、晩秋に思いっきりきり戻します
寒冷地では地植えで越冬できませんので掘り上げて室内で管理するか、大株になって掘り上げられない場合は挿し木にします
効能・利用 葉にはパイナップルに似た甘い香りがあり、ハーブティーや料理に利用出来ます
花びらはエデブルフラワーとしてサラダやクッキー、ケーキなどの飾りに用いられます





*ラベンダーセージ*

学名 Salvia 'Indigo Spires'
科名 シソ科
属名 サルビア属
別名 サルビア・インディゴ・スパイヤー
分類 半耐寒性宿根草
草丈 70cm〜150cm
開花期 6月〜11月
原産地 ブラジル
花言葉 期待
栽培のポイント ラベンダーセージは、宿根サルビアの仲間でブルーサルビア(ファリナセア)の園芸品種です
成長が早く、上にも横にも広がるので、夏後に1度きり戻した方が良いです
比較的寒さには強いですが、寒冷地では念のため鉢上げして室内で冬越しさせたほうが良いです
効能・利用 主に鑑賞用





*ロシアンセージ*

学名 Perovskia atriplicifolia
科名 シソ科
属名 ペロフスキア属
別名 ペロフスキア サマーラベンダー
分類 耐寒性常緑低木
草丈 1mほど
開花期 7月〜11月
原産地 アフガニスタン
栽培のポイント よく分枝して、青紫の小さな花を穂状につけます
耐寒性は強いですが、高温多湿に弱いです
乾燥気味に管理し、水のやりすぎに注意します
水はけの良い用土に植え、梅雨期はできるだけ雨に当てない方が良いです
越冬は、根元まで切り戻して地植えで大丈夫です
効能・利用 主に鑑賞用





*アメジストセージ*

学名 Salvia leucantha Cav.
科名 シソ科
属名 サルビア属
別名 ペメキシカンブッシュセージ サルビアラナウンサ
分類 半耐寒性低木
草丈 30〜80cm
開花期 9月〜11月
原産地 メキシコ
花言葉 家族愛 変わらぬ友情
効能・利用 アメジストセージはセージの特徴である薬用効果は期待できません
観賞用なので、切り花やポプリ、ドライフラワーとして楽しみます

アメジストとは宝石のアメジストの色をイメージした名前でしょうか、別名のメキシカンブッシュセージの方がポピュラーな名前かもしれませんね
ブッシュとは、”茂る”という意味で、株が大きく育ちよく茂ります
ビロード状の花穂とアメジスト色の花が魅力的で、育てている方も多いと思います
セージというとハーブですが、アメジストセージは観賞用の要素が強く、「口にすることは出来ない」と苗に付いた札に書かれてありました
植えたばかりでまだ小さな株ですが、茂るくらい大きく育って欲しいです