ハーブダイイング(ハーブ染め)
*ハイビスカス染め*
ハイビスカスティーはよくいただきますがこの鮮やかな赤い色を残せないものかと、ハーブ染めに挑戦してみました


これって、ハイビスカス染め?って思うくらい、落ち着いた色に染まりましたね・・・
染める生地は、絹100%のスカーフ、絹50%綿50%のハンカチ、綿100%のハンカチ、綿100%のハンドタオルで、媒染液は、焼みょうばんと酢酸アルミニウムを使い、染め上がりの違いを見たいと思います


ハイビスカスの染液です
ドライのハイビスカスを使ったので、染める生地の重さの半量を、染める生地がすっかり隠れるくらいの分量の水で煮出しました
(沸騰するまでは強火で、その後火を弱め煮つめないように30〜40分くらい煮出しました)


染液を木綿の場合は50℃以下、絹の場合は40℃以下に冷ましてから生地を入れます
木綿は沸騰してから火を弱めて40分、絹はゆっくり温度を上げ70〜80℃で20分、ムラにならないように静にかき混ぜながら煮染めをします
染液を軽くきって、木綿は水で、絹はぬるま湯ですすぎ洗いをし脱水します

ミョウバン媒染
酢酸アルミニウム媒染


すすぎ洗いの後、媒染します
媒染液を作り生地を入れます
ムラにならないように時々静にかき混ぜながら火にかけずに木綿は30分間、絹は20分間媒染します
媒染した生地をすすぎ洗いして軽く水気をきり、その後、本染めをし、すすいで脱水をし陰干しをします


これは生地の違いです
左から、綿100%のハンドタオル、綿100%のハンカチ、綿50%絹50%のハンカチ、絹100%のスカーフです
媒染剤は焼きみょうばんを使いました
絹が染まりやすく、綿が染まりにくいという事がわかりますね


これは媒染剤の違いです
左から、綿100%のハンドタオル、綿100%のハンカチ、綿50%絹50%のハンカチで、それぞれ、左が焼みょうばん媒染、右が酢酸アルミニウム媒染です
酢酸アルミニウムの方が、多少濃く鮮やかに染まりますね