フォリジャー作戦(サイパン・ティニアン攻略)
1944年6月15日-8月1日
サイパン・ティニアン
日本のポツダム宣言受諾の14ヶ月前の1944年6月15日0542時。
マリアナ諸島サイパン島沖合で、リッチモンド・K・ターナー提督は、「上陸部隊。上陸せよ」の命令を下しました。
VAC(第5水陸両用軍団:第2海兵師団、第4海兵師団、そして陸軍第27歩兵師団)の兵士たちはLVTに乗車を開始。
ガダルカナルの戦いが終了した後、諸般の都合(マッカーサーの我が儘、コーンパイプのおっさんの我が儘、そしてアイシャルリターンなおっさんの我が儘など)により、連合軍-アメリカ軍は中央太平洋を進む中央方面軍と南方太平洋を進む南方方面軍-マッカーサー軍に別れていました。
その一方で、陸軍航空隊のアーノルド将軍は新たに配備される新型爆撃機B-29の効果的運用のために必要な航空基地を要請。
これにより、マーシャル諸島攻略後の次の目標としてマリアナ諸島(サイパン、ティニアン、そしてグアム)が選ばれました。
東条政権を退陣に追いやり、そして翌年の東京大空襲、そして原爆投下に繋がる戦いの幕開けでした。